2021年05月30日

礼拝説教「聖霊の働き」使徒1:8

礼拝説教「聖霊の働き」使徒1:8
<5月30日は証し礼拝のため、短いメッセージです。>

半年ほどの間、『使徒の働き』を開いてまいりました。最初の教会を立てあげ、福音を世界に広めたのは、使徒たちだけの働きではなく、多くのクリスチャンが証しを伝え、その背後には聖霊の働きがありました。ですから、『使徒の働き』は『聖霊の働き』だとも言われます。聖霊とはどのようなお方でしょうか。
1.助け主なる聖霊 (ヨハネ14:16〜17)
最後の晩餐のとき、イエス様は弟子たちに聖霊を遣わすことを約束されました。ヨハネの福音書14章16節。
16 わたしは父にお願いします。そうすれば、父はもうひとりの助け主をあなたがたにお与えになります。その助け主がいつまでもあなたがたと、ともにおられるためです。
17 その方は、真理の御霊です。世はその方を受け入れることができません。世はその方を見もせず、知りもしないからです。しかし、あなたがたはその方を知っています。その方はあなたがたとともに住み、あなたがたのうちにおられるからです。

それまで弟子たちを導いたイエス様はいなくなってしまいますが、聖霊なる神が来てくださり、「助け主」として彼らを助けてくださるとの約束です。「助け主」とは、何でも助けてくれる便利な存在ではありません。聖霊の方が「主」ですから、私たちが助けを必要とするとき、どのように助けるかは聖霊に主権があります。
聖霊は、特に私たちの救いのために助けてくださいます。教会に来るように導き、聖書の話を理解させ、信じる決心を励ましてくださいます。聖霊の助け無しには、人間は自分が主人となりたい存在ですから、「イエス様こそ私の主」と告白することができません。私たちが救われたのは聖霊の働きの故です。聖霊は、御言葉を悟らせ、罪に気がつかせ、十字架の贖いによる救いを信じさせてくださるのです。
2.風のような聖霊 (ヨハネ3:5〜8)
二つ目に、かつて夜遅くにイエス様を訪問したニコデモという指導者のことがヨハネ3章に書かれています。誰でも水と霊から生まれなければ、神の国に入ることはできない、という聖句です。水とはバプテスマです。霊とは聖霊のことです。聖霊によらなければ救われない。ただ、どのような形で、またどのような方法で働かれるかは、私たちには予想できません。そのことをイエス様は風に例えて語られたのが、ヨハネ3章の5節からです。
5 イエスは答えられた。「まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることができません。
6 肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です。
7 あなたがたは新しく生まれなければならない、とわたしが言ったことを不思議に思ってはなりません。
8 風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、それがどこから来てどこに行くかを知らない。御霊によって生まれる者もみな、そのとおりです。

聖霊は、風のように、自由に、どんなところにも行くことができます。人間では無理だと諦めそうになったとき、聖霊は、時には奇跡を用いて、時には近くの誰かを用いて、私たちを助けることができます。風自身は目には見えませんが、モノが動かされることで風があることを見ることができます。信仰の目を持って見るなら、救われた人を聖霊が支えておられることが分かります。小さな出来事の背後にも聖霊の働きがあるのです。
3.証しに力を与える聖霊 (使徒1:8)
イエス様が予告され、約束された聖霊が弟子たちの上に降られたのがペンテコステです。臆病で隠れていた弟子たちが、大胆に多くの人の前で語り、迫害されても臆することなく福音を伝えたのは、聖霊の力を受けたからです。聖霊は様々なときに働いてくださり、また私たちに力を注いでくださいますが、特に証しをするときに力を与えてくださいます。なぜならば、聖霊は御子であるキリストの栄光を現すために来てくださったお方だからです。私たちが救われたとき、また特別な恵みをいただいたとき、それを自分の胸の内だけに隠しておくなら、キリストの素晴らしさは自分だけしか知ることができません。それを人に伝えるのは難しいかも知れませんが、その証しによってキリストの素晴らしさが広まるのですから、聖霊は必ず力を与えてくださいます。私たちがキリストの証し人として生きるなら、また福音を伝え、隣人を教会に導くとき、聖霊の働きを知ることができます。教会が宣教の使命に生きるなら、聖霊も確かに働いてくださるのです。
まとめ.
『使徒の働き』という書物は28章で終わります。でも世界宣教はまだ続きます。いいえ、今も聖霊の働きは続いています。ですから、ある人は、私たちは今、『使徒の働き』の29章の中に生きている、と言います。私たちも弟子たちのように力を受けて、キリストの証人としてイエス様の素晴らしさを伝える者としていただきましょう。
タグ:使徒の働き
posted by ちよざき at 12:00| Comment(0) | 説教